2009年4月12日日曜日

若いころの苦労は買ってでもしろ

土曜日の朝の番組で日本マグドナルドの社長原田泳幸さんが出演していました。

原田さんは昔からお父さんに「若いころの苦労は買ってでもしろ」と言われていたと話していました。

私も祖母からその言葉を何回となく聞かされていました。

不自由な環境こそがその人を強く成長させることができると信じていたのでしょう。

明治生まれだった祖母が生きてきた時代は、衣食住全般において不自由で苦労が多い時代でした。

そんな中でがむしゃらに働き、家を立て田畑を増やし、子どもに学問を身につけさせました。

孫の私たちに「若いころの苦労は買ってでもしなければならない」とよく言いました。

両親からはそんな言葉はあまり言われませんでした。

私も人の親となりましたが、わが子にむかってそんな言葉を投げかけたことはありません。

試しに言ってみたらどんな答えが返ってくるのかちょっと興味があります。

原田さんのお父さんは大学生の彼に意図的に仕送りを遅らせたり、金額を減らしたりされたそうです。

原田さんは数々のアルバイトをして生活費を捻出されたようです。

単にお金を稼ぐだけではなく、それらの経験が大きな財産になったと話していました。

最近、新聞で入社式に親も出席といった記事を見ましたが、原田さんのお父さんや私の祖母がそれを知ったら驚くことでしょう。

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