風のガーデンの主題歌「ノクターン」がとても心にしみわたります。
ショパンのノクターンをモチーフにした歌で、英語の歌詞で歌っています。
ドラマの余韻も醒めやらない時に澄んだ歌声が流れると、張りつめていた緊張の糸がほどけて泣きたい気持ちになります。
主人公中井貴一さんの体が病魔に冒され苦しむ様子や父親役の緒形拳さんの人生観に思いを巡らせているとこの曲が流れてきます。
この役を演じながら自らの最後の場面と重ねておられたであろう緒形さんのことを重うと切なくなります。
このショパンのノクターン は、あの「戦場のピアニスト」のテーマ曲であったことを知りました。
あの映画を観た後、どうしてもそのサントラ盤がほしくなり買いました。
ナチス占領下のポーランドを生き抜いた実在のユダヤ人ピアニストを描いた映画で、冒頭部分にこの曲を弾いていました。
美しくて哀愁を帯びた旋律は聴く者の魂を揺さぶります。
買った直後はよく聴いていました。
深夜に一人で聴いていると涙がこぼれてきそうです。
来週はいよいよ絶縁状態にあった中井さんと緒形さんが再会する場面です。
楽しみです。
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