2008年11月18日火曜日

今年は柿のあたり年だと聞きました。

スーパーでも大きな柿が100円以下で売られているので、度々買っています。

わが家の娘達は柿が大好物です。

甘くて美味しい富士リンゴが出回りましたが、断然、柿に一票と言っています。

私の実家には柿の木があったので、柿を買うなんて考えられませんでした。

実家に植わっていた柿は富有柿と日本柿でした。

日本柿はつりがね型をした渋柿で、この柿のヘタ部分に焼酎をつけ密封しておくと、甘くなります。

昔、祖母がこれを作り、密封させたものを大阪にいる二男に送っていました。

宅配便がない頃で、タイミングよく渋みが抜けて食べごろに届く年もあれば、荷物が遅れ悪くなりかけだった年もありました。

この渋みが抜けた柿を「あわせ柿」と呼んでいました。

甘くて美味しかった記憶があります。

父が竹の先をY字にしたものを作り、柿の木の枝をY字に挟み回してとっていたような気がします。

今のように何でも便利グッズのある時代ではなかったので、知恵を働かせるのが一家の大黒柱の役目だったのかもしれません。

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