緒形拳さんの最後の作品になった「風のガーデン」の第1話を観ました。
中井貴一さんは、東京の大学病院に勤める麻酔科医の役どころで、緒形拳さんはその父親で富良野で同じくお医者さんをやっているといった設定でした。
富良野での緒形さん扮する貞三医師は、訪問医をしているのですが、患者さんに接するときの優しさ溢れる表情がよかったですね。
昔、NHKの大河ドラマ「太閤記」でみたいかつい緒形さんとは、全く別の顔をしていました。
自分の孫にかける言葉遣いもやけに丁寧なのですが、この老医師ならこんなふうに話すのが自然だと思わせてくれました。
登場人物の簡単な紹介が終わり、麻酔科医貞美が重大な病魔に襲われているところで終了でした。
このドラマの撮影中、緒形さんは人生の最後を意識し苦悩する貞美と自分の姿をだぶらせていたと想像します。
息子を励ましながら自分をも奮い立たせておられたのではないでしょうか。
今後の展開が楽しみです。
2 件のコメント:
医療もののドラマは、よく見るのですが今までのドラマとは、少し違った展開に今から期待しています。また北海道の富良野の景色もまた楽しみのひとつです。
本当に楽しみですね。初回にして麻酔科医が重要な立場にあることが分かりました。医療の現場ってなかなか分からないものですね。執刀医の腕が手術の成功のカギを握ると思っていました。富良野は行ったことがないので見終わった頃には訪れたくなると思います。
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