2011年1月19日水曜日

上海 広告

上海の街を歩いているとき目に留まった広告です。



これは学習塾の広告だと思われます。

この塾は謳い文句に「VIP学習中心」とあるようにかなりハイレベルの学習塾なのでしょう。

一人っ子政策により親が子どもにかける期待は大きいのだと想像します。



中国は漢字がかなり省略されています。



リポビタンの広告です。画数の多い「飲」もあっさりとした字になっています。



「格力高」と書いてグリコを意味するのでしょう。

元々、漢字は中国から伝来されたものですが、本家本元の中国ではこのように省略された漢字(簡体字)が使われています。

学生時代に習った漢文の教科書では、現在わが国で使われている漢字が並んでいました。

中国に自分が行ってみるまで省略した漢字が使われているとは知りませんでした。

知らなかったことと言えば韓国の若者があまり漢字が読めないということも驚きでした。

日本に仏教が伝来したのは百済からでした。

仏教の経典は漢字で書かれていたと思うのですが、1446年にハングル語が制定されてからは漢字が衰退しはじめ、今の若者はほとんど漢字が読めないと韓国人添乗員から教えてもらいました。

日本人の生来持っている生真面目さが、難しい漢字もしっかり自分たちの国の文字にしたのだと思われます。

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