台湾の徴兵制が2014年には廃止されるそうです。
3月初めの台湾旅行の際、徴兵制について教えてもらったばかりなので、今朝のニュースを聞いて思わず反応してしまいました。
中国との緊張関係が緩和されたことが大きな理由のようです。
国防力の強化は対中国のためだったのですね。
ガイドの邱さんの話によれば、多分40代の彼の時代は、兵役の期間はくじ引きで2年か3年に決められたそうです。
邱さんは2年で「ラッキーでした。」と話してくれました。
現在は1年間らしいのですが、台湾も日本と同様に少子化傾向にあるらしく、一人っ子を徴兵に取られる親からの反発も大きいようです。
大学まで出してこれからラクになると思ったら兵役が待っているわけです。
国のためとはいえ複雑な気持ちですね。
あの忠烈祠の交代式で見た若い兵隊さんのきびきびとした動作(こちらも背筋が一瞬ピンと伸びましたが。)に感心したのですが、いろんな事情のもとで行われていたのですね。
海外旅行に出かけるとチラリとですが、その国のお家の事情がみえてきて、その後の自分の興味や関心に変化がみられることが嬉しいワタシです。
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