今日のNHKの「プレミアム10」は演歌歌手ジェロの特集でした。
来日から紅白歌合戦出演までの道のりや新しいアルバム作りの様子が映し出されていました。
演歌歌手ジェロの誕生までにいろいろなドラマがあったことがわかりました。
番組の中で印象に残ったことはアルバム作りでの出来事でした。
その中の1曲で、秋元康さん作詞の「アルゼンチン逃避行」という曲がありました。
ジェロは日本の地名にこだわっていたらしく何故アルゼンチンなのか理解ができず、作詞の秋元さんに説明を求めていました。
秋元さんは昔から歌のタイトルに外国の地名がついているものがあり、それぞれが見知らぬ土地に思いをよせ、想像力をかきたてるのも楽しいし、それが歌のもつ魅力のひとつであると言っていました。
正確な言葉は忘れましたが、このような意味に受け止められました。
秋元さんの言わんとしていることが何となくわかります。
私の好きな歌の中にもそんなタイトルの歌がいくつかあります。
「さらばシベリア鉄道」「シンガポールの夜は更けて」「飛んでイスタンブール」「哀愁のカサブランカ」などどれも大好きな歌です。
橋幸夫さんの「シンガポールの夜は更けて」は私が小学生の頃の曲ですが、歌詞の中に、「南十字星」とか「あ~あ~シンガポール、シンガポール 夜は更けゆく」といった言葉が並べられていたと思うのですが、子ども心に南国の星の綺麗なロマンチックな国を想像していました。
また大滝詠一さんが歌った「さらばシベリア鉄道」も大いに想像力をかき立てられました。
確か「涙さえも凍りつく白い氷原」というフレーズがあり、極寒の平原を走る鉄道を思い浮かべていました。
タイトルと歌詞をみるだけでドラマが感じられます。
ジェロの「アルゼンチン逃避行」が聴いてみたくなりました。
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