最近、昭和初期の歌をよく聞いています。
義母の楽しみになればと夫がCDやプレーヤーを探しました。
お正月にわが家にやってきたYが「音楽かける!」と言ってCDプレーヤー を指さすのです。
童謡ではないので「Y これは昭和の歌よ!」と言うと、それ以後「しょうわの歌」を連発していました。
一緒に口ずさむこともできないのですが、何故か昭和の歌をリクエストしてきました。
いろんな曲があるのですが、どの曲も昭和の初期を生き抜いてきた人々のひた向きさが感じられます。
例えば「東京のバスガール」です。
酔ったお客に嫌なことばでどなられて涙をこぼすことはあっても、明るく明るく走るという内容で歌われています。
路線バスにも車掌さんが乗っていた時代なんですね。
この歌がヒットした頃は、私はまだ幼い子どもでしたが、実家の祖母や母がよく口ずさんでいたので覚えています。
現代のように恵まれた時代ではなかったと思われますが、みんな真面目に働き、希望をもって生きていたようにそれらの歌を聞き思いました。
歌を聞きながらこの時代に娘時代を過ごした母のことを思い出しました。
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