6月1日より始まった日経新聞の連載小説「迷いの旅籠」を読みました。
時は江戸時代、舞台は神田の袋物屋三島屋です。
時代物なので耳慣れない語句がたくさん出てきます。
冒頭の一文には、三島屋が神田の筋違御門先の一角にあると書かれていました。
この時点で、「筋違御門って?」という感じです。
一行目から頭を江戸時代に切り替えなければいけません。
北村さゆりさんの挿絵がとても効果的です。
屋根の上のネコや三島屋の店先で遊んでいる子供たちがいかにものんびりとした日常を表しています。
三島屋の主人の姪のおちかが主人公のようです。
このおちかが三島屋の客間「黒白の間」に、一度に一人の語り手を招き入れて、不思議な話や恐ろしい話を聞き出します。
この設定を読んだだけでこの小説をずっと読んでいけるのか自信がありませんが、とにかく最初の語り手の少女の話が明日始まります。
不安と興味が半々です。
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