春の選抜高校野球が行われています。
この時期になると燻炭を焼いていた父の姿が思い出されます。
燻炭の焼き方と画像を見つけました。
こんな感じでした。
高校野球に夢中になっていた時期がありました。春休みということもあり、テレビの前に座ってずっと応援していました。
この時期に父は燻炭を焼いていました。
籾殻の山が3つ位あったような気がします。
それを燃やして燻炭にするのですが、仕上がるまでに何時間もかかるのでじっとそばについて見ているわけにもいかず、時々様子を見にいくように父から命じられるのです。
野球が気になる私にはとても面倒なお手伝いでした。
燻炭の煙たい匂いもいやでした。
頃合いを見計らって父が様子を見に帰ってきたときに、テレビを見ていると小言を言われました。
燻炭が焼き上がったときの父の職人のような仕事ぶりが今でもはっきり覚えています。
テレビで選抜高校野球が始まると、あの燻炭の山と焦げた匂いと汗びっしょりになって作業をする父の姿が思い出されます。
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