私が車でよく走る道にリュウゼツランが植えられています。
この植物の名前を知人から「竜の舌」と教えてもらいました。正しくは「リュウゼツラン」と言うそうです。
この植物は私にとっては悪夢のような植物です。車の免許をとったばかりの頃、友人宅に向かってこの道を走っていました。当時は、この写真よりも葉が道路に向かって大きくせり出していました。
道幅が狭いので対向車が来ると道路脇に車を寄せなければいけません。当時の状況はあまりよく覚えていないのですが、縁に寄って走っていた車のドアにこの竜の舌のような固くて、トゲトゲになっている葉っぱがこすれました。止まればよかったのですが、そのままずっと走ってしまいました。
車の側面には真っ直ぐに傷がつきました。
固い葉っぱに巨大なトゲがたくさんあります。葉っぱの先端部分を切ってありますが、当時はどうだったのでしょう。この写真よりも大きくて葉っぱも濃い緑色だったような気がします。
ウィキペディアには次のように書かれています。
先が鋭く尖り、縁にトゲを持つ厚い多肉質の葉からなる大きなロゼットを形成する。茎は大半の種では短く太いため、根から直に葉が生えているようにも見える。気候や土壌にもよるが一般に成長は遅く、花を咲かせるまでに数十年を要するものも多い。あまりの成長の遅さに、100年(1世紀)に一度開花するという誤った認識から、センチュリー・プラント(century plant)という英語別名がつけられている。
日本では30年~50年で開花するそうです。
私のアクシデントからすでに20年近く経ちましたから、運がよければあと10数年後にこんな姿が見られるかもしれません。
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