チェコの友だちからメールが届きました。
彼女はチェコに行くことになったとき、渡航荷物の中にバドミントンの一式を入れたと言っていました。
そのラケットもなかなか手にすることはなく半年以上も過ぎていたようでした。
4月に届いたメールに、次のように書かれていました。
チェコにはママさんバドミントンはないけど1時間単位でコートが借りることができることがわかり、体を動かしたい人を誘い毎週木曜日1時間バドミントンをすることになりました。最初は2人からスタートして今は4人になりました。シャトルはビニール羽根ですが、みんなバドミントンが楽しいと言ってくれて続きそうです。
誘いに乗ってくれた人が偶然、日本人で、30代でトリリンガルな3人なので、いろいろなお話が聞けて私としては楽しみが増えました。バドミントンやっていて良かった。
そして先日届いたメールです。
(略)バドミントンで人の輪が広がり嬉しい限りです。このメールを読んで嬉しくなりました。
バドミントンやってて良かったと思うこのごろです。
他にやってて良かったと思ったのは、書道と茶道です。
インターで帰られる人にファイル(自国の料理レシピをメインに)を作るのに私は英語は無理なので「一期一会」の文字を習字紙に書いて貼るだけに、英語訳と名前は英語で違う紙にかいて貼ったけど。
思いの外すっごく喜ばれて・・・直接墨で書いた書を目にすることはほとんどないらしいのです。
お茶は日本人フェアでチェコ在住の2人がお茶会をしたので行ってきました。
1年に1回開催しているとのことでした。
客としてお茶をいただいたとき、扇子や懐紙などを持っていったので、客人としての作法でいただいたら、日本大好きな人にいろいろ聞かれお茶会を開いた人にもとても喜ばれました。
彼女と交流のあるチェコの人たちにとっては、彼女を通して日本の伝統や文化を知ることになります。彼女は日本人代表と言っても過言ではありません。
つい1年前まで一緒にバドミントンを楽しみ、たわいないおしゃべりをしていたのに、今は国際交流をしているわけです。
一緒にバドミントンをしている頃、「午後からお茶に行くわ」とか「子どもと一緒に習字を習い始めたわ」などと言っていました。何気なくやっていた習い事が今、役立っています。
人生においてやっていて無駄になることはないのだなとつくづく思います。
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