今日は「父の日」です。
今は亡き父を思い浮かべると、働いている姿しか思い出せません。
じっとしていることが嫌いで暇さえあれば、家の周りの草むしりをしていたり、納屋の片づけ、日曜大工の真似事を農業のかたわらにやっていました。
こまめな父に頼りっぱなしの母は、電球1つも多分取り替えたことがなく、今の私とそっくりです。
器用になんでもやってしまう父は大工道具を欲しがりました。
口癖のように「道具は必要なんだ。」と言っていました。
大工道具ばかりでなく、農機具にも目がなく、近所の家よりいち早く最新のコンバインを購入していました。
子ども心に最新の機械を運転している父の姿を誇らしく思ったりしていました。
そんな父でしたが、意外にも花が大好きで、亡くなる前に百合を植えていました。
真っ白な百合が咲いたときには、母も私も父のことを思い涙がこぼれました。
父の日がくるたびにあの百合の花を思い出すワタシです。
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