実家の母が昨日帰っていきました。
今朝、昨夜まで母が寝ていた部屋にその姿がないのを見ると急に寂しさがこみ上げてきました。
数日間の滞在でいろんな思い出を残していきました。
一番忘れられないのは、「熊騒動」でした。
ある日の昼間、母と私はお互いの北海道旅行の話をしていました。
母はアイヌ村の話を熱く語り、私は熊牧場の話をしました。
母も同じ熊牧場に行ったらしく、二人は思い出話に花を咲かせていました。
その夜、12時頃だったでしょうか、すごい奇声が聞こえてきました。
男の人が叫んでいるような、はたまた悲鳴のような声が向こうの部屋から聞こえてきました。
始めはすでに寝ていた夫に異変があったのかと思い、夫の部屋をのぞくと静かに寝ています。
隣の部屋の母の声だと気が付き、慌てて母を揺り起こすと、「障子をあけたら熊がいた」と言い、その絶叫だったらしいのです。
夢だとわかり興奮が収まった母は、安定剤を服用して休んだようです。
母も怖い思いをしたらしいのですが、私はあの絶叫に怯えてしまいました。
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