実家の母の会話の中に「みよい」という言葉がよくでてきます。
「みよい」は石川県の方言で、「美しい」とか「見た目がいい」といった意味です。
たとえば、娘の洋服をみて「みよいね~」といった具合に使います。
「方言 みよい」で検索してみると新潟や富山あたりでも同じような意味で使われているようです。
母は「みよい」を連発するのですが、わが家の娘たちにはありがたみがあまり伝わらないようです。
母が頻繁に使う誉め言葉に「かたい」もあります。
これは「良い」「賢い」「優しい」「行儀がいい」といった意味で、わが家の娘たちのことも「本当にかたい子たちやね~」と言ってくれます。
こう言われると私は嬉しくなるのですが(親馬鹿ですね。)娘たちは、みよいと同様な反応を示しています。
私自身も結婚して故郷を離れて以来、「みよい」や「かたい」などの方言を使うこともないのですが、母のそんな言葉を聞くと、懐かしさでいっぱいになります。
お国言葉っていいですね。
母が帰った後も、娘との会話の中で何かにつけて「みよい」を連発しているワタシです。
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