すずらんとむらさきごてんです。
これは引越しをされたTさんが植えられたものです。
住んでいらした時は、この小さな花壇のお手入れを一手に引き受けられていました。
年末には新年を向かえる花や、四季を感じさせる花々を植えて下さり、私たちを楽しませて下さいました。
引っ越しをされる前には、「手入れや管理が比較的簡単なものを植えておくわね。」とオタフクナンテンを植えてくださいました。
その時はわが家の夫もお手伝いしました。
そして、季節が移りむらさきごてんの隙間に小さなすずらんが顔を出しました。
Tさんとは会えなくなりましたが、花壇のお花を見るたびにTさんのことを懐かしく思い出されます。
同じようなことを思い出しました。
実家の父が植えていた百合が、亡くなった数ヶ月後に真っ白な大輪の百合の花が咲きました。
その百合の花を見ながら私も母も父のことを思い出し泣きました。
花にまつわる思い出というのはいいものですね。
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