北京空港にあった龍の置物です。
中国では龍は皇帝を象徴するものだそうです。
五本指の龍は皇帝しか用いることができなかったそうです。
故宮博物院の九龍壁。五本指です。
故宮博物院にはいたるところに五本指の龍が描かれています。
上海の豫園の龍壁は四本指でした。
龍の指の話は台湾に行ったとき、ガイドの方が故宮博物館の展示品を説明しながら教えてくれました。
壺や大皿に描かれた龍には五本指のものや四本指、三本指のものもありました。
五本指のそれらは宮中で使われていたものだそうです。
その話を聞いて以来、龍が描かれているとつい指の本数を数えてしまいます。
台湾の士林夜市のそばのお寺の龍も四本指でした。
今回の北京旅行の記念に龍の置物を買ったのですが、よく見てみると四本指でした。
お土産品に五本指の龍などもってのほかなのかもしれません。
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