私が大学に入学した頃は、まだ学生運動が盛んで新学期が始まっても休講が続きました。
大型連休が終わった頃にようやく講義が始まりました。
その間もはっきりとした情報は学生には伝わらず、同じ高校から入学した友だちと一応大学に顔を出していました。
その後は街を散策したり、兼六園や中央公園でおしゃべりをしていました。
大学受験を終えて、思いがけない長期のお休みはとても解放感がありました。
私も友だち2人も実家から離れ、下宿生活を始めていたのでそれぞれの下宿先に集まって楽しい時間を過ごしていました。
今日までの人生であんな気楽な日々はありませんでした。
そんな気楽に過ごしていた私たちでしたが、大学構内では同じ新入学生がビラを配っている人もいました。
地方からきたばかりの私たちには理解不能な行動でした。
5月になってようやく講義が始まり、バドミントン部にも入部して、大学生活が始まりました。
今日はふっとそんな頃を思い出しました。
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