実家の父が亡くなったのは母が69才の時でした。
翌年の「父の日」には感謝の気持ちを伝える父がいないのが寂しくて、「母の日のプレゼントの予算」と「父の日のプレゼントの予算」を合算して、母に何か素敵な贈り物をしようと考えました。
考えた挙句、母と一緒に旅行に行くことにしました。
母が喜ぶように私と妹、わが家の娘たち、妹の娘の総勢6人の旅行にしました。
そして「女子旅」という名前を夫が提案してくれました。
全員揃わない年もありましたが、みんなその旅行を楽しみにしていました。
あちこちに出かけました。
6月の第1週は、梅雨の真っ最中ですが晴れていることが多く楽しい旅行になりました。
母のたっての希望で皇居に行った時は、雨にうたれましたが、2日とも悪天候の年はありませんでした。
旅行から帰ると、夫が撮ってきた写真を写真集にしてくれました。
母は何度も写真集を見て楽しんでいました。
楽しかった記憶を留めたかったのか、メモ帳に旅の記録を書き、ホテルのパンフレットや観光地の入場券なども大切にしまっていました。
母が亡くなった後も女子旅を続けていこうと約束していましたが、コロナ禍のために昨年も今年も実現していません。
2022年の6月には実現できることを願っています。
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