3才の誕生日を目前にひかえたYは、いろいろなことができるようになってきました。
周りの大人たちが言っていることも分かるようになり、自分の思っていることも言葉で言い表すことができるようになってきました。
感心したり、驚いたりの毎日です。
同時に呆気にとられることも多くあります。
先日わが家にやってきたときの事でした。
テーブルに置いてあった夫の大切な本の帯をクチャクチャにしたのです。
夫は人一倍本を丁寧に扱うタイプなので、きつくYを叱りました。
娘か私か忘れたのですが、「Y、じいちゃんの本をクチャクチャにしてはだめでしょう。もうしませんと謝りなさい。」と言いました。
するとYは夫の顔を見ながら「もうします。」と言ったのです。
Yは、「行く」と「行かない」、「~したい」と「~したくない」といった語尾の活用は理解しています。
「もうします。」は間違えて言ったわけではなく意図して言ったのです。
夫が再度叱っても「もうします。」を繰り返しました。
私は内心ちょっと面白く感じましたが、夫が真剣に腹を立てているので困惑していました。
夫が自分の部屋に行ってしまうと、Yは自分の意志で夫のそばに行き、「じいちゃん、ごめんなさい。もうしません。」と謝り一件落着となりました。
Yが何故「もうします。」と言ったのか未だにわかりません。
どんな事を考えているのか知りたいものです。
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