【Y】Yと行ったIKEAの思い出

IKEAで買った大皿が欠けてしまったので、補充にいきました。

朝食用にもメインディッシュのお皿としても使い勝手がよく、ほぼ毎日食卓に登場します。

台風の影響で今日の営業は、平常より30分遅く11時の開店でした。

25分程待ちました。

昨日までとは打って変わって気温が上がらず寒いのに驚きました。

入店と同時にレストランに向かいました。

ハロウィンメニューのパンプキンタルト、小倉あんのクロワッサン、野菜カレー、プレーンソーセージを注文しました。

どれも美味しくて大満足しました。

その後、大皿や細々としたものを買いました。

IKEAからの帰り道、Yの話になりました。

Yがまだ小さかった頃、娘とYと一緒にIKEAに行ったことがあります。

その帰り道のことです。

ランチをしようとカフェに入りました。

美味しく食べてカフェを出ると、カフェの周りに小さな花が咲いていました。

Yはその花を欲しがり数本取りました。

車に乗り込むと、娘はその花で車が汚れるのを気にして捨ててしまいました。

以前にもそのようなことがあったらしく、Yに言い聞かせて捨てたのですが、Yは激しく泣き出しました。

Yは、泣きながら運転している夫に「じいちゃん、もどってよ！もどってよ！」と懇願しました。

夫は車を止めることなく走らせます。

するとYは、「じいちゃん、もどってよ！おねがいします！」と諦めずに丁寧な言い回しで懇願しました。

私は心の中で、「戻ってあげてよ！」と叫んでいましたが、母親である娘や夫にも考えがあることを思い黙っていました。

Yはずっと泣いていましたがそのうち疲れて寝てしまいました。

私と夫はIKEAに行くたびにあの日のことを思い出して切ない気持ちになります。

Yなりに「おねがいします！」と心から懇願していたのでしょう。

いろんなところへ出かけるたびに、Yとの思い出がよみがえります。

私たち夫婦は全力でYとの時間を楽しんでいました。

あんなに楽しい時間を共有させてくれた娘に心から感謝しています。

今はYも小学生になったのでまた違った関わり方を楽しんでいます。