【トラベル】思いがけずリンツ空港に降り立ちました

オーストリア・チェコ旅行はフランクフルトで乗り換えて1時間の飛行でザルツブルグに到着する予定でした。

ところが着陸時の天候は風が強く、風が弱まるのを待って旋回していたそうですが、機長の決断はリンツの空港に着陸し、バスでザルツブルグに向かうというものでした。



フランクフルト国際空港は地図左上のニュルンベルクのさらに北の方角に位置しています。

リンツからザルツブルグまではバスで1時間半ほどかかるという話でした。

23時過ぎのリンツの空港周辺は真っ暗でした。

航空会社の手配がすでに済んでいて、駅前に大型バスが到着しました。

スーツケースとともにバスに乗り込みました。

寒さ対策のダウンをスーツケースに入れていたことが悔やまれました。

カーディガンとストールと機内で履くために持参した厚手の靴下で何とかしのぎました。

隣の席のTシャツ姿の若い男性が、途中からゴソゴソと上着を出して着ているのを羨ましく思いました。

高速道路は真っ暗で、車窓の景色を楽しむどころではありませんでした。

ようやくホテルに着き、シャワーをさっと浴びて寝付いたのは2時過ぎでした。

こんなこともあるのですね。

翌日ツアーの仲間から聞いた話では、似たようなことが過去に2回あったそうです。

「これで3度目よ。」と話してくれました。

何事も経験ですね。