実家の母が水仙の花が綺麗に咲いていたので父のお墓に供えてきたと話していました。
庭に綺麗な花が咲くとそれを抱え、手を合わせにいくようです。
手を合わせながら父の思い出に浸ってくるのでしょう。
週末に一緒に住んでいる弟夫婦が家を留守にしたらしく、独りで過ごす夜が寂しかったのだと思われます。
翌朝、水仙を持って父のところに行ったようです。
父が亡くなって15年程が経ちました。
ひとりでよく頑張ってきました。
寂しい気持ちをあまり訴えることなく、朗らかに過ごしていますが、時には世の中に自分だけひとりぼっちのような気持ちになるのでしょう。
水仙の花は春を告げてくれる可憐な花ですが、どこか寂しげな花のようにも思われます。
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