長野県出身の友だちから聞いたのですが、長野県の夏休みは日数が短かったそうです。
7月の末からお盆過ぎまでだったと言っていました。
異色なのは、夏休み、冬休みに加え稲刈り休み、田植え休み、寒さが厳しい時期の寒中休みなどがあったそうです。
他の都道府県ではあまり聞かないような休みがあることに驚きました。
長野県の休みは農繁期には子どもたちもお手伝いするようにと定められたのでしょう。
かつては農業従事者が多く、地域に即したお休みだったと想像します。
なかなかいい試みだったと思います。
家族総出で農作業にあたり、子どもは親の働く姿をしっかりと見ることができるし、お手伝いをすることによって家族の一員であることを自覚します。
農家ではない子どももお米作りについて学ぶこともできます。
朝の連ドラ「おひさま」の視聴により信州びいきの私ですが、長野県のお休みの考え方も好感が持てます。
現在の長野県のお休み事情は昔とは違ってきているかもしれませんが、「おひさま」の頃は多分、長野県の自然と暮らしに即した休みがとられていたのではないかと思います。
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