2010年8月15日日曜日

帰省

実家のお墓参りに行きました。

家からはブラブラ歩くと10分程かかりますが、この道は子どもの頃から歩いていきました。

歩きながらおしゃべりをするのが楽しみです。

生前の父はこの道を歩きながら田んぼの稲の生育状態を確かめ、満足そうだったり、がっかりしたりしていました。

 

こんな田園風景を見ると懐かしさでいっぱいになります。

写真中央には母が自転車に乗って、一足先にお墓に向かっています。

80才を越えた母は歩くより自転車のほうがトクイだと言い、病院通いもスーパーの特売日も愛用の自転車で出かけます。

いかにもヨロヨロしていて見ているこちらのほうがハラハラしますが、母いわく「自転車に乗れなくなったらおしまい!」だそうです。

 

自転車に乗った母の後を私たち夫婦、娘たちが続きます。

わが家の娘たちもこの道が気に入っているようです。

娘たちが小さい頃は、途中にあるスイカ畑に寄って、父がスイカや野菜を見せたりしていました。

最近はこのお墓への道を車で行く家も多いのですが、田んぼの景色や稲の香りを感じながら歩くのが正しいお墓参りだと勝手に思っています。

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