2011年3月21日月曜日

可児市文化創造センター 館長兼劇場総監督 衛 紀生さん

可児市文化創造センターに行ってきました。

2月末にパロディ木彫家「岩崎祐司さん」の展覧会を見に来て、この建物の広々とした空間や芝生が敷き詰められた広場、そしてお洒落なレストランに魅せられて再度訪れたいと思っていました。

今日はレストランでのランチが目的でした。

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夫が注文したお肉のコースです。

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私はお魚のコースです。スズキ、ホタテ、エビが彩りよく盛りつけられています。

前菜にスープ、コーヒーにデザートがついて二人で3000円ちょっと。これはとてもお値打ちです。また訪れたくなります。

その後、館内にあるイベント情報が提示されている所に行くと、この施設の館長さんの文章が張り出されていました。

「いま、私たちは何をなすべきか。」と『「いま、私たちは何をなすべきか」を再考する。』というタイトルで館長さんの考えが述べられていました。

このたびの大地震で被災された方々に私たちができることを阪神淡路大震災の経験をもとに綴られていました。

彼の文章の一部です。

いま、私たちが出来ること、それぞれが生活している場所で出来ることは、できる範囲で復興資金となる義援金を集めることです。スポーツ選手、文化、芸術、芸能に関わる者は、自分たちの集客力を最大限に活かして、より多くの人びとに募金のメッセージを発するべき時機なのではないでしょうか。被災者との「きずな」とはこういうことだと思います。政府関係や自治体関係の催事は軒並み中止や延期となっています。私は、これもあらためて考え直さなければならないと思っています。国立文楽劇場では、貸館で「落語会」や「舞踊の会」が開催されています。それで良いのだと思います。「其処で何が出来るか、何をすべきか」かが問われているのです。


大地震以来、私たち夫婦がよく話していることと同じ考えでした。

自分たちの考えが間違っていないと確信し、すっきりとした気持ちで帰宅すると一枚の葉書が届いていました。

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大阪城をバックにてっぱんダンスを踊るというあの「てっぱん the FINAL」のイベントが大震災の影響で中止するとのお知らせでした。

たくさんのてっぱんファンが集まり、ヒロインのあかりがあの元気いっぱいの笑顔で駅伝くんに「大丈夫よ!」と励ましたように被災地の方々に「大丈夫!みんなで頑張りましょう!」と叫んでほしかったです。

そして会場で義援金を集め、みんなの思いを被災地に届けるというのもよかったように思います。

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