久し振りに妹とお茶を飲みました。
開口一番、妹はフォトスタジオで「おばあちゃん」と呼びかけられてショックだったという話をし始めました。
週末に遠くで暮らしている長男一家がやってきたらしいのです。
孫のAちゃんの七五三のお祝いの写真を撮るために訪れたフォトスタジオで、係りの方から「おばあちゃんは一緒に写真を撮られますか?」と聞かれたそうです。
離れて住んでいるので、Aちゃんに会うのは一年に一回か二回程度なので、妹は「おばあちゃん」と呼ばれることもなく今日まで過ごしてきました。
妹の気持ちはよく分かります。
Yは私を「Mちゃん」、夫を「じいちゃん」と呼んでいます。
「Mちゃん」と大きな声で呼ぶと、嬉しくてつい抱きしめてしまいます。
ところが、保育園のお迎えに行くと、先生が「Yくんのばあばがお迎えにきたよ。」とYに告げるのです。
最初は抵抗がありましたが、今はすっかり慣れました。
妹は一泊二日の滞在中、Aちゃんから「おばあちゃん」とも呼んでもらえず、抱っこもさせてもらえなかったと嘆いていました。
Aちゃんにとっては、祖父母の家という実感もなく、ママの姿が見えないと「ママー!」と言って泣くばかりだったそうです。
Aちゃんに会えると楽しみにしていた妹の胸の内を思うとちょっと可哀相になってきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿