昨日は実家の父の思い出を書きました。
今日は母のことを書こうと朝から決めていました。
このブログでもたびたび登場しています。
最近はYの話ばかりのこのブログですが、以前はネタがない日は母の事を思い出して書いていました。
私が子どもだった頃、月に1回くらいの頻度で夕食がおはぎでした。
おはぎではなく実家では「かいもち」と呼んでいました。
父がかいもちが大好物だったこと、そして母がかいもち作りが得意だったことでかなりの頻度で登場したのです。
朝から母が「今夜はかいもちよ。」と嬉しそうに宣言していました。
あんこがたっぷりのったかいもちは、美味しいのですが1個の大きさが特大なのです。
スーパーで目にするおはぎの倍の大きさでした。
しかもその日の夕食はおはぎのみでした。
せいぜい2個食べるとお腹がいっぱいになり、おはぎ以外の物が食べたくなります。
小学校高学年になるとインスタントラーメンを自分で作って食べたりしました。
母は大皿におはぎを盛り付け、少し離れた本家におすそ分けにいくように決まって私に言いました。
その役目がいやでしたが、本家のおばさんはとても喜んでくれました。
大人たちはおはぎだけで満足そうにしているのが不思議でした。
今でも時々はおはぎを買います。
小ぶりで上品なおはぎを見るたびに、母のおはぎを懐かしく思い浮かべます。
0 件のコメント:
コメントを投稿