早春の頃、看護師をしている姪が仕事をやめてオーストラリアに行くという話を聞きました。
同じ頃、友だちの娘さんも仕事をやめてフランスの語学学校に行くという話を聞きました。
2人とも大学を卒業し、安定した職に就いていましたが、内から湧き出る熱い想いが一大決心をさせたようでした。
姪は現段階ではまだ飛び立っていませんが、友だちの娘さんは着々と準備を進め、ついにかの地に飛び立っていきました。
友だち夫婦の心配をよそに娘さんはホームスティ先や学校にも慣れてきたようです。
娘さんから街の写真が時々送られてくるらしく、私までその写真を心待ちにしています。
青い空とビーチ、オレンジの屋根の家々はいかにも南仏の風景です。
この見知らぬ街で1人で頑張っている彼女を思うと、その勇気に感心すると同時に、同じ女性としてエールを送りたくなります。
私たちが若かった頃、女性達はいわゆる「適齢期」に結婚し、家庭を築くというのが一般的だったように思われます。
今は、その当時に比べ女性の選択肢が増えて、自分の価値観にあった人生を送ることができるような気がします。
友だちの娘さんや姪、そしてわが家の娘たちの人生に幸あれと心から願います。
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