2014年9月2日火曜日

【日経新聞】禁断のスカルペル 54話


ほとんど毎日夜更かしをする私は早起きがニガテです。

朝6時30分に夫が「ラジオ体操の時間だよ!」と起こしてくれると、ヨロヨロと布団から出てリビングに行っても、まだ頭も体もボンヤリとしたままです。

ラジオ体操が始まり、腕を回す運動あたりからようやく心身ともに目覚めるといった感じです。

ラジオ体操が終わると、やはり気持ちは清々しく食事の支度もテキパキと進んでいきます。

以前の私は、7時30分の朝ドラ「花子とアン」に合わせて、食事の支度をしていましたが、現在は「花子とアン」の前にもう一つのお楽しみがあります。

日経新聞の連載小説「禁断のスカルペル」を読むことです。

7月10日から連載が始まり、今日は54話でした。

病院の泌尿器科に勤務する女性医師東子(はるこ)は、夫から離婚を言い渡され苦境に立たされています。そんな時、女手ひとつで東子を育ててくれた母が突然亡くなってしまいます。東子は絶望の底に突き落とされています。

1日の始まりに読むには、重い内容ですが、ワタシ的にはいい流れで朝の時間が進んでいきます。

ラジオ体操をして頭をすっきりさせ、スカルペルを読み、そして花子へと続いていきます。

東子の家庭崩壊の原因が自身の不倫問題なので非は明らかに彼女にあります。

何もかも失ってしまいそうですが、その絶望の淵からどのようにして立ち上がっていくのかが興味深いです。

明日以降も夫の容赦ない裁きが続いていくことが予想されます。

「花子とアン」も次第に戦争の影が忍び寄ってきています。




0 件のコメント: