ベルギー・オランダ旅行4日目はキンデルダイクを訪れました。
ここでは最もオランダ的な風景として知られている風車に出合うことができました。
ユネスコの世界遺産に登録されたキンデルダイクには19の風車が並んでいます。
国土の4分の1が海面よりも低いオランダでは、歴史の中で風車が果たしてきた役割は非常に大きいとの事でした。
キンデルダイクに近づくにつれて、道路と運河の高さの違いがなくなってきました。オランダの歴史は治水の歴史だということがこの景色を見てよく分かりました。
内部を見学できる風車が1基ありました。入り口にはこんな木靴が置かれていました。
風車の中は思ったよりも広く、風車守が生活できるようになっていました。
内部の歯車です。
風車の中は4階だてになっていました。ベッドの部屋もありました。狭いところがニガテな私にはここでの生活はちょっと難しそうです。
風車のある風景は美しいのですが、それ以上にオランダの人々の生きていく知恵と努力が感じられる場所であることが分かりました。
お土産屋さんです。お土産用木靴も売られていました。木靴は、国土の大部分が海面下にあるオランダで暮らす人々にとっては一般的な履物だったそうです。
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