2011年4月21日木曜日

額縁をくぐって物語の中へ ブリューゲル「農家の婚礼」

最近の朝の過ごし方は、7時30分からBSプレミアム「おひさま」を見ます。

毎朝、井上真央さんの溌剌とした演技を見て、こちらも元気が出てきます。

「おひさま」を見るために早めにBSプレミアムをつけておくと「 額縁をくぐって物語の中へ」という15分間の番組がやっています。

何気なく見始めたのですが、けっこう引き込まれてしまいます。

その日は、ミレーの作品「晩鐘」について取り上げられており、CGやアニメーションを使って、絵の中の人物と話をしながら、当時の生活や風習、時代背景などを語りかけていました。

ちょうど名古屋市美術館で「ゴッホ展」を観た直後で、ゴッホがミレーを深く尊敬し、その絵の模写をしていたことを知ったばかりでした。

農作業をしている夫婦が遠くから聞こえるアンジェラスの鐘を聞き、手を休め祈りをしている絵の中にトラベラーのふせえりさんが飛び込んでいました。



今日の放送は、ブリューゲルの「農家の婚礼」でした。

またまた額縁をくぐってふせえりさんが名画の中に入り込んでいました。

花嫁や花婿は誰か、大きなお盆は本当は玄関の扉であるとか、描かれている女性たちの白いスカーフの意味などを独特の言い回しで語っていました。

こういう予備知識を知ったうえで名画に向き合うと楽しさ倍増でしょうね。

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