実家の母の弟つまり私にとっては叔父さんのことをふと思い出しました。
私は母が24才の時に生まれたのですから、叔父さんは当時20才位でした。
叔父さんにとっては初めての姪誕生で、とても可愛がってくれたと母が話していました。
私もおぼろげながら叔父さんと電車に乗って金沢にいったり、遊んでもらったりしたことを覚えています。
叔父さんというより優しいお兄さんといった感じでした。
私の名前を呼ぶときみんなが呼ぶ「◯◯ちゃん」とアクセントが違いました。その叔父さんだけの呼び方はその後もずっと続いて、多分、今でもそう呼んでくれるような気がします。
実家の母との電話で叔父さんの話題になったとき、忘れていた思い出がパッーと頭をよぎりました。
題して「叔父さんとバターライス」です。
私が小さかった頃、叔父さんは体が丈夫ではなかったらしく、食事のときには叔父さんだけにバターが一切れ付いていました。
叔父さんはそれを熱々のご飯の上にのせて食べるのです。
滋養強壮のための特別メニューだったのでしょう。
その頃、バターはまだ一般的ではなく、今のように普通に冷蔵庫に入っている食品ではありませんでした。
子ども心にそのバターのせご飯に憧れました。
残念ながら叔父さん以外の人には配られなく、どんな味だったのかわかりません。
叔父さんのバターのせご飯の話を機会があれば母にしてみようと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿