2018年12月9日日曜日

【トラベル】実家の母


昨日は実家の母と会いました。

介護施設に入所している母とはお盆に会ったのですが、今回は妹と二人で会いに行きました。

私たちが到着したときは母の姿はなく、介護士さんが母の部屋に呼びに行って下さいました。

私たちの面会の知らせを受けた母は、涙ぐみながら近づいてきました。

面会スペースに座りながら会えたことを喜び合いました。

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母の現在の生活の様子を聞いたり、私たちの近況を話したりしながら過ごしました。

母の施設では、昼食から夕食までの間は、何も飲食はしないと言うことでした。

「たまにはおやつを食べてもいいんじゃない。」と言いながらコーヒーと塩豆大福でおやつタイムをすることにしました。

母は家にいる頃は、日に何度か甘いインスタントコーヒーを飲んでいましたが、入所してからは全く飲んでいなかったようでした。

母は「甘くて美味しいね。」と言いながらじっくり味わっていました。

器を持つ手をみると真っ白い手で驚きました。

母はずっと畑仕事などの農作業に精を出していたので、年中日焼けした顔をしていました。

日焼け対策にも無頓着で、父と一緒に毎日外で仕事をしていました。

入所してからというもの外には殆ど出ることはなく、長年の日焼けもだんだん薄くなり本来の肌の色を取り戻していました。

妹が「お母さんは本当は色白だったんだね。」としみじみ言いました。

その言葉を聞きながら私は泣きそうになりました。

農作業と無縁の母が、父の元に嫁ぎ必死で働いて家族を支えてきたのだと思うと有難く涙が出そうでした。

懐かしい話をたくさんしました。

別れる時、母はまた涙ぐみました。

また機会をみつけて妹と母に会いに行こうと思います。

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