今週末はお墓参りをするために石川県へ旅行することになっていました。
ここ数日の愛知県のコロナ感染者数が急増したことで取りやめにすることにしました。
結婚して以来一度も欠かせたことがないお盆の帰省ですが、今回ばかりはいたしかたありません。
実家の母もわかってくれると思います。
それで今日は母の思い出に浸る日にしようと決めました。
何回かこのブログでも書きましたが、母との忘れられない思い出が和倉温泉でのカラオケです。
ホテル内のカラオケルームに母と妹と長女と一緒に行きました。
母は「私は聞いているのが楽しいからみんなで歌ってね!」と言っていました。
「お母さん、A(長女です)が一緒に歌ってくれるから、歌ってみてね。何がいい?」と聞くと母は山口百恵さんの「いい日旅立ち」をリクエストしました。
母が人生初のカラオケでこの曲を選んでくれたことがとても嬉しかったです。
母と長女のデュエットは最高でした。
今でもこの曲を聞くたびにあの日のことが鮮明に思い出されます。
母の人生の終盤を彩ってくれたのは、見守りケータイです。
見守りケータイを持っていることで、離れて暮らす私や妹といつも繋がっている感じがして嬉しかったと思います。
高齢者なのに、母にとっては時代の最先端の携帯電話を使いこなしていることに満足感を覚えていたようでした。
朝8時半と午後3時には必ず電話をしようと約束していました。
バドミントンの試合会場にも母から電話がかかってきました。
約束の時間の前に電話をしようとスタンバイをしていたようでした。
一度だけ大失敗をして、電話の緊急ボタンを押してしまったことがありました。
安否確認の電話がかかってきたそうで冷や汗をかいたそうです。
そんな失敗も母らしく笑えます。
見守りケータイを提案してくれた夫に心から感謝しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿