先週末の旅行で、往路の特急しらさぎ号の指定席は非常に混んでいて並び席が確保できませんでした。
実家の母の膝の具合が予測できなかったので、復路の切符もまた予約しませんでした。
母の膝の具合が悪く観光どころではない場合、温泉を早々とチェックアウトして実家に戻るつもりでした。
結局、ホテルで朝食をとった後、母を送り私と妹は午前中のしらさぎ号で帰路につきました。
理由は、母の膝ではなく妹の家の愛犬の急変によるものでした。
犬は少し前から病気で入院し、ようやく退院したばかりでした。
往きのしらさぎ号の中でも頻繁に妹の家族からメールが届いていたので、ただならぬ状況にあることが私にも伝わってきました。
妹にとっては大切な家族なので心配そうな表情を浮かべていました。
「明日、早めに帰ろうか?」と提案すると、妹は申し訳なさそうに「そうしてくれると嬉しいわ。」と言いました。
そうと決めたからには、母と合流した後、いっぱいおしゃべりをして温泉にも入り、美味しい夕食時間を楽しもうと二人で気持ちをひとつにしました。
母は、いつもなら9時にはフトンに入り眠りにつくのですが、「寝て起きたらお別れだから」と言いながら11時過ぎまで頑張って起きていました。
翌日は10時過ぎには母と再会の約束をして別れました。
帰りのしらさぎ号は自由席でしたが、金沢発だったので並んで座ることができました。
早い時間帯だったので車内はガラガラで妹と並んで座ることができ、短い旅の思い出を語りながら帰宅の途につきました。
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