私はNHKの朝ドラの大ファンで何年も、いえいえ何十年も見続けています。
最近の朝ドラでは、ドラマの中で使われる方言が流行語になることがよくあります。
「あまちゃん」では「じぇじぇじぇ」でしたし、「花子とアン」では「てっ!」や「こぴっと」がとても可愛らしく響きました。
今回の「まれ」は、私には馴染みのある能登の言葉がたくさん出てきます。
実家の母や弟がよく口にする「なんも」がよくセリフの中に登場しています。
確かグログの中でも「なんも なんも」というタイトルで記事を書いたことがあり調べてみるとありました。
2006年11月21日火曜日の記事でした。
私の故郷の言葉で「なんもなんも」という言葉があります。これは、「いいえいいえ」とか「どういたしまして」 という意味の方言です。
先日も、実家に電話をして送ってもらった新米のお礼を言うと、先に電話に出た弟が「なんもなんも」と言い、続いて替わった母も「なんもなんも」でした。
私は家を離れてから「なんもなんも」を使うことは、ほとんどありませんが、実家の母のこの言葉を聞くたびに、「なんもなんも」の持つ柔らかな響きや優しいニュアンスが耳に心地よく響き渡ります。
「まれ」の中では「なんも」と使われていましたが、実家の方では「なんも なんも」と2回言っていました。
繰り返すことによって、「どういたしまして、本当に気にしないでね。」という気持ちを表しています。
私としては、この能登の人の優しさを表す「なんも なんも」が流行ってほしいなと思っています。
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