台風10号は、30日朝には関東の東に接近し、風雨が強まるとの予報が出ています。
関東在住の娘が気になりますが、どちらかと言えば私に似ている娘は、のんきに構えているのではないかと思われます。
台風と言えば実家の方では、お米の収穫期の時期と重なり父も母も大慌てで対策をしていました。
今でいうところのお天気マニアだった祖母は、台風の時期になると、よく二百十日(にひゃくとおか)とか二百二十日(にひゃくはつか)という言葉を口にしていました。
後になって知ったのですが、それらの日は立春から数えて二百十日目、二百二十日目をさしていました。
その2つの日には大きな台風がくるといっていました。
どうやら2016年の二百十日は8月31日だということです。
要注意日です。
祖母は、誰から教わったのか知りませんが、独自の天気予測をしていました。
「かんだめ」と子どもの私には聞こえましたが、正しくは「寒だめし」というものだったようです。
「寒だめし」は、寒の入りから節分までの約30日間の天気を調べて、それで一年間の天候を予測するものでした。
その30日間はつねに天候を細かくチェックし、紙に書き留めていました。
その結果を分析し、その年は冷夏だとか田植えの時期、稲刈りの時期を予測するものだったようです。
調べてみると、江戸時代に農業用暦として確立されていたようです。
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