朝起きてみると天気予報通りに雪が降っていました。
本来ならば浴室、洗面所、トイレの掃除をする日でした。
夫も私もこの雪ですっかり気持ちが萎えてしまって「明日に延期しよう。」と意見が一致しました。
ゆっくり朝食をとり、食材だけでもこやみになったら買いにいくことにしました。
雪が降っただけで行動が鈍っていたら北陸の人はどうなるのかと自分に問いかけてみました。
雪が降っても実家の母はせっせと体を動かし、父は家の周りの雪すかしに精を出していました。
いったん雪をどかしてもすぐにまた降り積もるので、日に何度もこの作業をしていました。
学校から帰ると家の前の道は歩きやすく、玄関には濡れたスコップが立てかけてありました。
私の記憶の中で一番古い防寒具はマントです。
保育園か小学校低学年の頃か定かではありませんが、子どもたちはマントを着て通学していました。
赤い色のマントで体をすっぽり覆うものです。
それを着て、雪の中におしりから座り、雪の椅子だと言って遊びました。
今のように軽いダウンのコートではなく、ずしりと重いマントでした。
その頃はたくさん雪が積もり、田んぼと道の境が分からないほどでした。
あたり一面が真っ白の世界でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿