子どもの頃、魚屋さんが魚を売りにやってきました。
リヤカーのおばあさんのこともあれば車で売りにくるおじさんのこともありました。
その日とれた魚を台所でさばいてくれたり、調理の仕方を教えてくれたりしていました。
魚屋さんは夏場になると、うなぎの串焼きを売りに来ました。
祖母はこのうなぎの串焼きが大好きでよく買いました。
この串焼きを夕飯で食べたのかは覚えていないのですが、祖母は私たち子どもに1本ずつくれました。
そのときの美味しい味が忘れられなくて、大人になった今でも、うなぎを買ってきたときはほんの少しだけ温めずに食べてみることがあります。
懐かしいような、やっぱりあの時のうなぎの味とはちょっと違うような・・・。
同じく魚屋さんの話ですが、魚屋さんは練り製品もいろいろもっていました。
母ははんぺんをよく買いました。(実家の方ではひらてんと言いました。)
それをおやつがわりに一枚ずつくれました。
生で食べるはんぺんは美味しく今でも大好きです。
お醤油をたらしたり、しょうがをつけたりしなくてもそのまま食べるのが一番好きです。
子どもの頃に覚えた味は多分一生ものなのだと思います。
娘はYにいろいろの食材を使ってご飯を作っています。
大変そうですが、今の頑張りがYの一生の味覚を左右すると言っても過言ではないと思います。
頑張って!!
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