最近の実家の母の生活は、1週間の半分は自宅、あとの半分はショートスティという日々をおくっています。
昨年の9月に家の中で転んで膝にヒビが入り、一か月程入院をしました。
元々腰が曲がっていて歩行にも多少の不便がありましたが、入院を機にますます日常生活に支障がでるようになりました。
ちょうどその頃、同居している弟家族にもいろいろ忙しい出来事が勃発し、母のサポートばかりするわけにはいかなくなりました。
そのへんの事情は母も納得していましたが、時々は電話で自分の身を嘆き弱音を吐いたりしていました。
母は時々精神的に不安定になり、弟から見れば「認知症を発症したのでは?」と思うこともあったようです。
そんな母でしたが、約束の朝と晩の見守りケータイで電話をかけることはしっかり実行してくれました。
私や妹と話している限りは、老人特有の物忘れはあるものの頭はしっかりしていました。
そして年末あたりからショートステイに行き始めました。
毎日の電話は、以前のようにかかってこなくなりました。
ショートステイ先から電話をかけるのが難しいらしく、母の様子がつかめない日々が多くなりました。
1年たらずのうちに母の生活は大きく変わりました。
私や妹と電話でおしゃべりをするのが生きがいだと言っていた母のことを思うと切なくなります。
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