河口湖にある久保田一竹美術館に行ってきました。
この日は朝から雨模様だったので傘が手放せない1日でした。
趣のある木立の中を歩いていくと石造りの立派な建物が見えました。
中に足を踏み入れると目に飛び込んできたのは、中央にそびえ立つ能の舞台のような展示室でした。
パンフレットには、
樹齢1000年を超すヒバの大黒柱16本を使い、日本古来の組上げ技法と西洋のログハウスの技法を併せた独特な組上げ技法によるピラミッド型の建築物と書かれています。
圧倒される建築美でした。
これを囲むように富士山をモチーフにした着物が展示されていました。
着物というより芸術作品といった感じでした。
久保田一竹さんの構想のもとに造られた庭園を眺めながらカフェで休憩しました。
雨に打たれた木々や澄んだ池の水が静けさを演出してくれました。
彼が世界中から集めたアンティーク家具がところどころに置かれています。
海外旅行を何度もしているMちゃんは、世界中の調度品についても関心が高く、お店の人にいろいろ質問をしました。
真ん中のテーブルは、古代アフリカのベッドで、木の椅子は枕だそうです。壁はトルコで見たカッパドキアの洞窟に似ていました。
美術館のエントランスは彼が好きだったガウディのグエル公園を模して作られたものだそうです。私もMちゃんも実際にグエル公園に行ったので大興奮しました。
グエル公園です。美術館のエントランスにもこんな回廊が造られていました。
お抹茶とぜんざいを頂きました。一輪の紫陽花が初夏を感じさせてくれました。
河口湖に出かけることがあったならお薦めのスポットです。
0 件のコメント:
コメントを投稿