バドミントンクラブの友だちと故郷の味覚についておしゃべりをしました。
近畿地方出身の人、信州出身の人、北陸に住んでいたことがある人などさまざまなので、こういう話はとても盛り上がります。
加賀市に住んだことがあるHさんは、なまこを大根おろしと一緒に食べると美味しいと言いました。
それで私も実家の冬の食卓を思い出しました。
何故かいつもなまこが保存食として家にあり、よく大根おろしと一緒にお皿に盛りつけられていました。
多分、父のお酒の肴として食卓に登場したと思うのですが、子どもの私も食べたのでしょうか、なまこの食感は今でもはっきり覚えています。
もう何十年もなまこを食べたことがありません。
大人になってから生きているなまこの不気味な姿をみてからは二度と食べる気にはなれません。
故郷の冬の食べ物と言えばかぶら寿司があげられます。
かぶら寿司といってもお寿司ではなく豪華なお漬け物といった感じです。
塩漬けにしたかぶらにぶりの薄切りや野菜をはさみ、米麹で漬け込み発酵させたものです。
市販のものより母が漬けたかぶら寿司があっさりとして好きでした。
ウィード能登 能登 灘 かぶら寿司 桶 (700g)
今は通販でも買えるようです。かぶら寿司を初めて食べてその美味しさのトリコになる人は多くはないと思われます。
かぶら寿司もなまこと同じくもう何十年も食べていません。
子どもの頃は、糀をよけて食べていました。見た目は母が作っていたかぶら寿司とよく似ています。
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