2010年9月30日木曜日

明日から10月

トルコ旅行の余韻に浸っているうちに9月も終わりを告げようとしています。

家の中ではまだ半袖姿でいるのですが、一歩外にでれば秋の気配が感じられ、上にはおるものが欲しくなります。

昨日の夜はすき焼きでした。

温かい食べ物が恋しくなってきた今日この頃です。

今日、不思議な郵便物が届きました。

夫宛のもので、大学時代にほんの短期間だけ所属していたサークルからの手紙でした。

封を切った夫は唖然としたそうです。

中にはサークルの近況報告とOB会、OG会のお知らせと振り込み用紙、そして住所不明者リストが入っていました。

手紙には「住所不明者リストの中に連絡先をご存じの方がいらっしゃいましたら、同封のハガキ等でご連絡お願いします。」と書かれています。

よく見ると、不明者リストの中に夫の名前がのっています。

住所不明者どころかしっかり宛先も書かれており、実際にわが家に届いています。

呆れた話です。

2010年9月29日水曜日

カゴメトマトジュース 食塩無添加

トマトジュース好きの友達からカゴメの食塩無添加のトマトジュースの存在を教えてもらいました。

何しろここ数日でようやくトマトジュースの美味しさに目覚めたので、トマトジュースの知識はゼロに近く、昨日もよく吟味せずに塩分入りの物を買ってしまいました。

早速、食塩無添加のトマトジュースを217円で買い求めました。



「全国の契約農家さんの愛情たっぷり!」と謳われ、写真や談話がのせてあります。

一口飲んでみると、塩味はしなくこれぞトマトといった感じです。

トマトの酸味がトマトらしさを感じさせはまりそうな予感がします。



多治見で買ったトマトジュースはこれです。

これは酸味が全くなく、トマトをそのまましぼってジュースにしたような感じです。

濃厚でありながらさっぱりとしてトマトの甘みがありました。

現在のところ私のナンバー1はこれですが、カゴメに比べるとお値段が高めです。

ネットで検索してみると美味しそうなトマトジュースがたくさんあります。

金額もカゴメの比ではない程の高級トマトジュースもありました。

きっと美味しいのでしょう。

各地の「道の駅」に立ち寄ることがあれば是非とも購入したいものです。

2010年9月28日火曜日

トマトジュース

先日多治見市PRセンターで買ってきたトマトジュースが美味しかったので、今日、スーパーでトマトジュースを買ってみました。



冷蔵庫でよく冷やしてからおもむろにコップに注ぎました。

多治見のものより濃い赤でした。

人生3回目のトマトジュースです。

今年の夏、頂き物の小岩井のトマトジュースを恐る恐る飲んでみたところ、意外と美味しかったのです。

もともとトマトが大好きなので、ジュースにしたものが飲めないはずがないのですが、ずっとニガテだと思いこんでいました。

2回目は多治見のトマトジュースです。太陽の下でしっかり完熟させたトマトをそのままジュースにしたような感じで大変美味しく頂きました。

そして今日のカゴメのトマトジュースです。

これは一口飲んだだけで、小岩井、多治見との違いがはっきりわかりました。

塩が含まれていてトマトだけをそのままジュースにしたという感じではありません。

前の2つに比べれば塩分摂りすぎかもです。

これまで飛行機の中の飲み物サービスでトマトジュースを頼んでいる人を見ると、嗜好品というより健康第一にしている人の飲み物だと誤解していました。

トマトジュースの美味しさに目ざめると、お気に入り飲料であり、野菜たっぷり摂取できる優れた飲み物のように思えてきました。

他のメーカーのトマトジュースも試してみたくなりました。

2010年9月27日月曜日

トルコ チャイグラス

トルコで気に入ったものの1つにチャイがあげられます。

高橋由佳利さんも「トルコで私も考えた」の中で「チャイについて」取り上げられています。

まずお目覚めのチャイ、食後おなかいっぱいの時のチャイ、手作りのお菓子を食べながらのチャイといった具合だそうです。

トルコにいるとお店でも家でもまずチャイを出してくれるそうです。

トルコに住みたくなるほどチャイは美味しいです。

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初めて飲んだチャイです。小さめのチャイグラスに入っています。量も少なめなので1日に何杯も飲めそうです。

真ん中がくびれた形のチャイグラスをよく見かけました。

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リンゴのチャイも飲みました。ソーサーは陶器でした。

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グランド・バザールで見かけたチャイの出前です。このチャイグラスもよく似た形をしています。

グランド・バザールで自宅用のチャイグラスを探しましたが、求めていたシンプルで安価なチャイグラスは見つかりませんでした。

カッパドキアのお土産屋さんにズラリと並んでいたような気がしたのですが、グランド・バザールでは観光客用に綺麗な模様の陶器のソーサーがついていて、値段も高いものばかりでした。

手作りの一点もののチャイグラスは素晴らしく欲しくなりましたが、トルコにおけるチャイのポジションは日々の生活にとけ込んだ飲み物で、決してよそゆきのカップで飲む物ではないような気がします。

あの素晴らしい手作りのチャイグラスをエイヤッと買ったならば、食器棚の中の飾り物となってしまい、気軽にチャイを飲むときには登場しないような予感がします。

「トルコで私も考えた③」で「トルコ製ペアチャイグラスを3名にプレゼント」という企画がありました。

そのチャイグラスはいかにも高級感に溢れたもので、もしこれに当選しても大切に飾っておくに違いありません。

いろいろ調べているうちにスーパーで買えばいいことがわかりました。

今さら遅いのですが。

2010年9月26日日曜日

トルコで私も考えた③④

高橋由佳利さんのエッセイ漫画「トルコで私も考えた」が面白くて③④も購入しました。

トルコ旅行に行く前にこの本と出合っていたなら旅行中の観察の視点が確実に違ったと思います。

本の中で高橋さんは、トルコには美少年、美青年が多いと書かれています。

私も旅行中、お土産屋さんを手伝っているトルコの少年たちを見て、同じような感想を持ちました。

正確には男女とも目鼻立ちパッチリの可愛い子どもたちが多いのです。

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この店の子どもたちも可愛い顔をしていました。後ろ姿で撮ったことが悔やまれます。高橋さんの話が大袈裟ではないことが証明できるはずです。

高橋さんの説によれば、美少年や美青年も30才に近づくと頭髪も薄くなり太ったおじさんに変身を始める人が多いそうです。

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民族舞踊の男性たちです。よく見れば整った顔立ちで、子どもの頃はさぞ可愛らしかったことと推察されます。

キビキビとした見事なダンスでしたが、若干ポッチャリしているような・・・。

このトルコアイスを売っている方も若かりし頃は正統派トルコ美男子だったと思われます。

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私が好きな嵐の松本潤さんは日本では「濃い顔」の分類に入るでしょうが、トルコに行けば普通のイケメン男子という扱いになると思います。

2010年9月25日土曜日

多治見 シェ・シバタ

今日は秋晴れの気持ちがいい一日でした。

どこかへドライブに行こうという事になり多治見まで車を走らせました。

多治見は縁もゆかりもない所なのですが、何故か何度も訪れています。

知人のお父さんが多治見で絵の個展を開かれたとき初めて訪れ、しばらくしてテレビでカツのお店「中央亭」が取り上げられたのを見て再度訪れました。

その後、多治見市内本町オリベストリートにある落ち着いた雰囲気のカフェ「万年青」を知ってから、こちらのランチが気に入り数回足を運びました。

同じオリベストリート内にあるパン屋さん「アルティジャーノ」にも訪れました。

この小さな町なのですが、観光客がけっこう訪れています。

今日も「万年青」でランチを食べました。



蔵の中の店内には陶器や小物が並べられていて、2階はギャラリーになっています。



今日のランチです。メインのお皿には地元産の野菜が彩りよく飾られています。冷えたお汁粉が添えられています。これが嬉しいです。量といい、ヘルシーな内容といい、私たち夫婦にはピッタリです。

こちらでランチを頂いた後、ストリートの中心にある「たじみ創造館」に立ち寄りました。

こちらの2階にある陶器の店で、湯飲みや小さな丼、コーヒーカップなど以前に買いました。

今日は1階にある多治見市PRセンターで特産品として売られていたトマトジュースを買いました。

多治見や名古屋で有名なパティシエ柴田武さんのお店「シェ・シバタ」が作っている「さくさくクッキー うながっぱドリーム」もありました。

あとで実際に「シェ・シバタ」に行くつもりだったので買いませんでした。

オリベストリートから車で5,6分のところにある「シェ・シバタ」です。



入り口はこじんまりしています。



ランチを食べたばかりだったので、エクレアを注文しました。

陳列ケースの中のケーキはどれも芸術品のように美しく、そして美味しそうでした。

私たちの隣の席の女性は、ケーキを2個注文していました。

どちらも美味しそうで決めかねて、いっそ2個とも頼んじゃおうといった雰囲気でした。

小さな地方の町なのに、お洒落なお店や評判のケーキ屋さんがあったりするので、ますます多治見が好きになりそうです。

2010年9月24日金曜日

無花果の森 258話

夕刊が届くと真っ先に小説「無花果の森」を読みます。

少し前は主人公泉と週刊誌の記者鉄治がお互いの境遇を告白し、身を隠して生きている者同士の連帯感や徐々に心を通わせていく様が丁寧に描かれていました。

束の間の恋人同士のようなひとときを読者の私も微笑ましい気持ちで読んでいました。

泉が映画監督の夫との暮らしの中で味わうことができなかった安らぎと幸福感を鉄治によって得られ、このまま二人でひっそりとこの岐阜県大崖で暮らせたらどんなにいいことかと泉同様願っていました。

ついに話が大きく動き、二人が一緒にいる現場を鉄治の恩人同様の男性に見られてしまいました。

その男性は、心は女性で鉄治に対して愛情を持っています。

今日の話は、嫉妬に狂い、二人に罵声を浴びせる場面でした。

鉄治が身を隠して生きていくのに彼は仕事と住まいを提供してくれたので鉄治としては事を荒立てたくないはずです。

やっかいな展開になりました。

夫から逃げ出してきた泉には捜索願がでているかもしれませんし、鉄治は覚醒剤疑惑で追われている身です。

世間の目を逃れて生きていく者にとっては、他人との関係はできるだけ持ってはいけないのです。

お互いに百も承知の事だと思うのですが、そんな境遇だからこそ束の間の幸せなひとときを求めてしまったのかもしれません。

今以上の困った展開が待っているのか、かすかな希望がみえてくるのか、全く先が読めません。

2010年9月23日木曜日

秋分の日

秋分の日の今日は朝から雨模様でした。

家の中は蒸し暑くエアコンをドライ運転にしていました。

夕方、ようやく雨が上がったので、夫と出かけました。

外はひんやり秋の気配です。

私も夫も半袖姿でいかにも寒々しい出で立ちです。

すれ違う女子高生は長袖ブラウス姿で、中にはカーディガンを着ている人もいます。

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りです。

帰り道、空を見上げるとこんな夕焼け空が広がっていました。 



あかね色とはこんな色をいうのでしょう。

しばし見とれてしまいました。

2010年9月22日水曜日

モチクリーム なまどーなつ

娘がモチクリームのなまどーなつを買ってきてくれました。



昨年の夏、金沢でモチクリームを初めて食べて以来です。

今日は、なまどーなつです。



ハートのパッケージが可愛らしいです。

左からキャラメル、ラズベリーカスタード、ストロベリーチーズケーキです。

ひとくち食べた夫の感想は、「ドーナツというよりドーナツ形モチクリーム」だということでした。

私はストロベリーチーズケーキを食べたのですが、これはくずの中にイチゴを混ぜたフロマージュで美味しかったです。

これは冷やして食べるに限ります。

最近はいろんなドーナツが登場していますが、このなまどーなつはケーキのジャンルに入れてもいいと思います。

2010年9月21日火曜日

トルコ コロンヤ

高橋由佳利さんの「トルコで私も考えた②」を読んで「あれがそうだったんだ~」と残念に思うことがあります。

高橋さんは本の中でトルコには「コロンヤ」という万能の液体(?)があると紹介されています。

コロンらしいのですが、レモンの香料は控えめでアルコール度80度の代物でトルコの家庭ではなくてはならないお役立ち品なのだそうです。

暑い日にお客様がきたときにはコロンヤを手のひらにこぼれるほどふりかけ、そのコロンヤをお客様は手や顔にペタペタ塗って消毒したり、清涼感を楽しむのだそうです。

出かける前にコロンヤ、虫さされにもコロンヤ、すりむいたときにもコロンヤといった具合でとにかく万能らしいのです。

コロンヤは楽天市場で売られていました。



トルコ空港の機内食についてくる紙おてふきには「コロンヤ付きナプキン」と書かれていると本の中で紹介されていました。

「あれだったのか~」という感じです。

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機内食を食べるときに、私はナイフやフォークと一緒に入っていた紙のおてふきで手を拭きました。

手をふくと強い刺激臭がしました。

隣の席のKさんからも同様の匂いが立ちこめています。

反対側の夫はまだ使っていなかったので、その強烈な匂いを放つ紙おてふきを使わないほうがいいと告げました。

今思えば、あれがコロンヤ付き紙おてふきだったようです。

あの強烈な刺激臭のお手ふきで手をふくと雑菌は跡形もなく死滅し、それと同時に食欲も減少するような気がします。

トルコに旅行する人がいたらこのコロンヤの感想を聞いてみたいものです。

2010年9月20日月曜日

ナナちゃん

「名駅経済新聞」にあの「ナナちゃん」が37歳にして初めてしゃべったとう記事を読みました。

今日、名古屋駅周辺に出かけたので早速ナナちゃんを観察してきました。

新聞でも取り上げられていたのにナナちゃん人形の前は閑散としており、声が聞きたくてもちょっと勇気がでませんでした。



買い物を済ませ、再度その前を通った時、親子連れが壁についていたボタンを押していました。



それを押すとしゃべる仕掛けになっていました。

よく聞き取れませんでしたが応援メッセージのようでした。

ナナちゃんと言えば季節を先取りした服や旬のテーマを衣装で表したものを着用しています。

頭には帽子をかぶっていたりスカーフを巻いていたりして全体的に女性的なイメージでした。

今日の缶コーヒーの筒の衣装をまとったナナちゃんはいつもとイメージが違って、一緒に行った妹に「あれ?ナナちゃんのお兄さん?」などと口走ってしまいました。

今日初めて気がついたのですが、ナナちゃんはスキンヘッドだったのですね。

2010年9月19日日曜日

トルコで私も考えた

高橋由佳利さんのエッセイ漫画「トルコで私も考えた」を読んでいます。




夫がトルコ旅行から帰ってきてからこのシリーズの①②を買いました。

「トルコで私も考えた ①」の最後のほうにトルコに住むことになった流れが書かれていました。

旅行で訪れたトルコが気に入り、トルコ語を学ぶために長期滞在し、トルコ人男性と結婚し、家を買いトルコに住むことになったとのことです。

本の中でトルコの日常的な生活や習慣、文化などが作者の感じたままに紹介されています。

トルコに行ったばかりなので「やっぱり~」とか「そうだったのか~」などと思いながら面白く読んでいます。

②の中でスィミット(ごまパン)屋の話が書かれていました。

街角やフェリーの中、バス乗り場、青空市場などあらゆるところで見かけられ、たいていガラスケース付きの手押し車のようなもので売られていると書かれています。

旅行中、何度も見かけました。

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ブルーモスクの近くです。買っているお客さんを見かけなかったのですが、高橋さんによれば安くて美味しいので、ちょっとお腹がすいたときに便利なスナックだそうです。

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お昼ご飯を食べた魚介類のレストランが立ち並んでいるエリアで見た手押し車のパン屋さんです。

旅行前に知っていたら試したかもしれません。

この本なかなか面白いので夫婦で夢中になって読んでいます。

2010年9月18日土曜日

高校の文化祭

高校の文化祭に行ってきました。

久し振りに高校生の活動を見ました。

圧倒されました。

自分の関心は子どもの成長とともに変化していき、最近は社会人の女性に目が向いていました。

娘たちと同年齢の女性のファッションや生活スタイルや生き方に関心がありました。

今日、生き生きと演劇をしたりダンスをしたりしている高校生を見て、そのパワフルさに感動をおぼえました。

今のこの瞬間を一所懸命に生きている感じが強くしました。

クラスごとの催し物も創意と工夫がみられ、文化祭に向けてクラス全体がひとつになって頑張ったことが伺い知れました。

高校生の行事に参加することは滅多にないのですが、機会があればまた参加したくなりました。

2010年9月17日金曜日

トルコ旅行で出会ったKさん

トルコ旅行の参加メンバーは27人でした。

Kさんは一人で参加していました。

往きの飛行機は夫が窓際の席で私が真ん中の席、Kさんは通路側の席でした。

席に着いたとき、Kさんが「席を立たれるときは遠慮なく言って下さい」と私たちに向かって言いました。

その時は同じツアーの人だとは知らず、旅慣れた方は違うなと感心しました。

機内で席を立つときは通路側の人にも立ってもらわないと狭くて歩けません。

通路側の人が眠っている場合などは、お願いするのが心苦しくなります。

そういった心情をよく分かっているからこその発言だったと思います。

隣の席なので何とはなしにKさんの行動をみてしまいます。

Kさんはずっと映画をみていました。

12時間程飛行機に乗るので、私はガイドブックを見たり、うとうとしたりしていました。

イスタンブールに着き、ようやくツアーのメンバーだと知りました。

一人参加のKさんは、縁があるのか食事の時や見学の時、よく私たちの近くの席に座っていました。

人見知り傾向のある夫もKさんには日を重ねるごとに打ち解けよく話をするようになりました。

私も機内でのKさんの温かい一言が嬉しかったというと、Kさんは「奥さんはよく寝ておられましたね。」と笑いながら言いました。

Kさんがその存在を大きくアピールしたのは、途中で立ち寄った革製品の店でした。

ファッションショーの後、商品売り場に連れていかれたメンバーは、良質な商品だと思っても高価な革のコートやジャケットを気軽には買えません。

そんな時、Kさんが高価な革のジャケットを試着し、気に入ったらしくポンと買われたのでした。

店員さんやツアー客からもその決断力に大きな拍手が沸き起こりました。

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大きな袋を抱えてKさんはとても嬉しそうでした。

イスタンブール最後の夜、ベリーダンスを見ながら夕食をとりました。

Kさんは、「最後だからご一緒させてもらおう。」と言いながら夫の隣の席に座りました。

そういう言い方がとてもKさんらしく、夫も嬉しそうでした。

いい出会いに感謝です。

2010年9月16日木曜日

トルコ旅行で出会った若い女性

トルコ旅行で可愛らしい女性二人と出会いました。

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Tさんはわが家と同じくスーツケースが紛失した若い女性でした。

イスタンブールの空港でなくなった4人は茫然としてベンチで座っていました。

ツアー仲間はお迎えのバスに現地ガイドさんと向かい、添乗員さんは関係部署に事の詳細を聞きに走り回っていました。

私は隣に座っていたTさんに「困った事態になったわね。女性にとっては洗顔用品や化粧品がないのは大ピンチよね。」と話しかけました。

彼女は同い年の従姉妹のSさんとツアーに参加したらしく、彼女に借りると話していました。

かなりの時間がかかったあげく、その日のうちにスーツケースが手元に届くのは絶望的だということで、待っていてくれたメンバーともどもホテルに向かいました。

ホテルに到着し、添乗員さんがチェックインの手続きをしている間、私たちはロビーで待っていました。

その時、先程のTさんが近づいてきて、「これ使って下さい」と言いながら小さな化粧品を差し出しました。

成田空港の免税店でお気に入りのブランドの化粧品を買ったときにもらった試供品だということでした。

フランス製のクレンジングミルクにローションにナイトクリームでした。

若い女性ならこの先、旅行などで便利につかえる貴重なものだと思います。

彼女の心遣いが本当に嬉しく思いました。

Tさんも従姉妹のSさんもきちんとした家庭で大切に育てられた娘さんのように見受けられました。

旅行中、私たち夫婦とTさん、Sさんは同じ席で食事をしたり、写真を撮りあったりしました。

4人で食事をしていると家族のような気持ちになりました。

夫も彼女たちと打ち解けて楽しそうに会話を楽しんでいました。

スーツケースが届かなくて絶望的な気分になっていた私たちでしたが、その事によって彼女たちと出会い、一緒に楽しい時間を過ごすことができて幸せでした。

Tさん、Sさん、本当にありがとう!

2010年9月15日水曜日

トルコの蜂蜜

イスタンブールで宿泊したのはシェラトンホテルでした。

このホテルの朝食バイキングは、何種類ものパンに玉子料理、ハムにチーズの種類も多くついつい食べ過ぎてしまいました。

ジャムやバターやチョコレートなどパンにつけるものがズラリと並べられたコーナーにこんなハチミツが置かれていました。

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ハチミツの枠を蜜蝋(ミツロウ)というらしいのですが、ハチミツとともに蜜蝋も一緒に盛りつけられていました。

早速、食べてみました。

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甘いのにあっさりとしていて美味しかったです。

トルコの松のハチミツは有名で、このハチミツがかかったヨーグルトも美味しかったです。

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わが家はハチミツを使うことはほとんどありません。以前、娘が知り合いの方からハチミツをもらったことがありましたが、もらった直後に数回使っただけでした。

トルコはフルーツもまた豊富で、私が一番気に入ったのは無花果でした。

日本のスーパーで見ても買いたいとは思いませんでしたが、トルコではよく食べました。

熟した無花果の美味しさをあらためて知りました。

2010年9月14日火曜日

ANY TIME 名古屋店

先日、名古屋駅にあるカフェでモーニングセットを注文しました。

トーストに「あん&マーガリン」がついてきました。

小倉トースト好きな名古屋人にはたまらない商品です。



ディスペンパックと呼ばれる容器に入っていました。

あんことマーガリンが同時に姿をあらわしトーストに塗ることができます。

キューピーの製造、販売のようです。

小倉トーストについていろいろ調べてみるとこんなカフェがあることを知りました。



あんこ好きな私でもこの量はちょっと・・・です。

私の好みでいえばあん&マーガリンのトーストやシキシマパンから発売されている「小倉ネオマーガリン」というロールパンが好みです。

あんことマーガリンが絶妙なバランスで入っています。

同じようにみえる「あんぱん」にはあまり惹かれません。トーストにバターかマーガリンを塗ったうえであんこをのせるところがいいのです。

2010年9月13日月曜日

ベリーダンス

トルコ旅行6日目はイスタンブールでも老舗のレストラン「キャラバンサライ」で食事を頂きながら、ベリーダンスショーを観るというものでした。

ベリーダンスの起源は、古代エジプトにさかのぼり、トルコではオスマン帝国時代にハレムの女性たちがスルタンの前で踊ったのだそうです。

ベリーとは「おなか」のことで、その名前のとおりお腹や腰を激しく揺らしながら踊ります。

スルタンの目に留まるように、ハレムの女性達は情熱的に激しく踊ったのでしょう。


ショーの前に生バンド演奏がありました。

観客にあわせて日本の歌や韓国、中国、ロシア、スイス、イタリア、フランスなどの歌が演奏されました。

一番初めに「桃太郎さん」と「春」が演奏されたので私たちツアーのメンバーは手拍子をしながら聴きました。

続いて韓国や諸外国の歌が演奏されると、それぞれの国の観客が一緒に歌ったり、音楽に合わせ体をゆすったり、手拍子をしたりとノリノリです。

「オー・ソレ・ミオ」が演奏されるとオペラ歌手のごとく大きな声を張り上げているイタリア人観光客もいました。

世界の中では本当に日本人は控えめというか場の盛り上げ方が不慣れだというか、とにかく目立ちません。

いよいよ食事を楽しみながらベリーダンスの始まりです。

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この女性は有名なダンサーです。体全体の筋肉が女性とは思えないくらいです。激しく体全体をゆすりながら踊ります。

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男性4人の民族舞踊です。軽やかなステップや回転に目を見張りました。

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太めの体格にもかかわらず軽やかでコミカルなステップです。



次々に運ばれてくるお料理もじっくり味わうことができないほどダンスに目を奪われてしまいました。

楽しい夕食でした。

2010年9月12日日曜日

葉山 ブラージュ・スット

葉山、湘南、鎌倉などをまわってきました。

娘が買った車で初ドライブに連れていってもらいました。

目指すは葉山の海の見えるレストラン「ブラージュ・スット」です。

こちらのHPには

 
少しの間、都会の喧噪から離れて、波の音をBGMに食事をしてみる。
「プラージュ・スッド」はそんなひとときを満喫できる、ちょっと大人のレストランです。でも決して気取らずに、肩の力を抜いて。
気のおけない友人や大切な人とゆっくり食事と会話を楽しんでください。


と書かれていました。

期待が高まります。こちらのお店の駐車場へ降りる道は細くて急勾配になっていてとても車で降りて行く気にはなれません。

近くの駐車場に停めて歩いていきました。



今日は暑くて9月とはいえ真夏のような一日で、海には海水浴やヨット、サーフィンを楽しんでいる人が多くいました。
 


店内の様子です。窓際の席に座ると相模湾が一望できます。このお店にははテラス席があるのですが、今日の暑さではとてもそちらへ行く気にはなれませんでした。

2組のお客さんがテラス席へと向かい、目の前に広がる大海原と磯の香りを楽しんでいました。

店内に置かれたこの地方を紹介した雑誌にも載っていました。



私たちが注文したのは、海の幸のスパゲッティ・ローズマリー風味、蛸と野菜のドレッシング和え、茄子のスパゲティ・トマトソース、きのこリゾット・パルメジャーノクリームソースでした。

どの料理も美味しく幸せなひとときでした。

食事を終えて、海岸沿いの道を江ノ島までドライブすることになりました。

この道は左手に海岸、右手にお洒落なレストランにカフェそして別荘のような家屋が立ち並んでいます。

途中で江ノ電をみました。

 

住宅のすぐ脇を走っています。



江ノ島が見えてきました。島に渡り駐車場を探しましたがどこも満員だったので、入り口付近のお土産屋さんを車窓から眺めて終了にしました。

次は鎌倉方面です。



こんな江ノ電も見ました。江ノ電の駅舎の待合室のイスは海のほうを向いて置かれていました。

電車を待ちながら湘南の海を眺めることができます。

海やヨットの景色が日常的なものなのでしょう。ちょっと羨ましい気がします。

休憩をかねて鎌倉のカフェでお茶を飲みました。



通りから奥に入ったところにあるカフェです。



ランチで満腹状態だったのですが、ケーキやアイスクリームは別腹のようです。

楽しいドライブに誘ってくれた娘に感謝です。ありがとう!

2010年9月10日金曜日

ブルーモスク

イスタンブールはボスポラス海峡をはさんでヨーロッパサイドと東側のアジアサイドに分かれています。

ヨーロッパサイドにある旧市街にブルーモスクがあります。

オスマン帝国の第14代スルタン・アフメト1世によって1609年から1616年の7年の歳月をかけて建造された寺院です。

世界で唯一の6本のミナレットがある美しいモスクです。

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沢木耕太郎さんの著書「深夜特急」の中にもこのブルーモスクがよく登場してきました。

沢木さんが宿泊したホテルは、このブルーモスクのすぐ前にあったそうで、ブルーモスクのお昼の礼拝に参加したと本には書かれています。

眼を閉じてコーランの朗唱に耳を傾けていると、眠りにおちたり、さまざまな思いが溢れるように駆け巡ったり、たいていは不思議と気持ちが平静になったと書かれています。

実際に中に入ってみると厳粛な気持ちになりました。

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入り口には大勢の観光客が列をなして順番を待っていました。入り口に入るとノースリーブや短パンなど肌を露出した服装の人には布が配られ腰に巻いたりします。

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モスクの中にはトルコ絨毯が敷き詰められています。

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直径27.5mの大ドームの細工は素晴らしいです。

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モスクの内部は数万枚のイズニック・タイルとステンドグラスでおおわれています。青を基調としたタイルにチューリップやカーネーションの花が鮮やかな色で描かれています。

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礼拝の時間になると多くの信者で埋め尽くされるのでしょう。沢木さんもこの場所で静かな時間を過ごしていたのでしょう。

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世界一美しいモスクと言われているのが頷けます。

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沢木さんは本の中で、コーランの朗唱が終わるとモスクの境内を出て、ヨーロッパ側の鉄道の最後の駅であるシルケジ駅まで坂を下って行くと書かれていました。

あのオリエント・エクスプレスの終着駅です。

トルコから帰って再び「深夜特急」を読み直してみると、本に書かれた風景を実際にこの目で見てきたことがとても嬉しく感じられます。